顧客属性に対するLPのコンテンツ準備方法
集客のため顧客ニーズ・コンテンツ構成を最初に意識
セミナー集客、ホワイトペーパーを使ったリスト獲得などで
ランディングページ(以下、LP)=広告用ページは、
業種かぎらず使われるようになっています。
しかし多くのLPを拝見しておりますが、専門家に任せず自社で
作成したページはデザイン・内容ともに物足りないものが多いと
感じます。
少し厳しい言い方をしますとLPが雑な会社は、
大体ホームページも雑です。それは同じ人がおそらく作っている
(または指示して作っている)からだと思います。
雑なLPだからといって成果が出てないとは限らないですが
LPを「自動で集客するためのツール」として活用するには
基本的な準備は必須です。
今回は、LPを「自動で集客するためのツール」として
活用していくためのポイントについて3回に渡り解説していきます。
3つのポイント
・顧客属性(ニーズの認識度)
・LPコンテンツ構成
・TOPのコピーライティング(キャッチコピー)
今回は、第1のポイント【顧客属性(ニーズの認識度)】についてです。
ここでは、顧客属性とLPコンテンツの相性についてお伝えいたします。
LPが対象とする顧客属性は大きく分けると2種類あります。
それは顕在客か、それとも潜在客かということです。
顕在客向けのLPコンテンツについて
「顕在客」とは、自分のニーズが分かっていて、“問題解決のため
何かしらの行動を起こしている”段階のお客様です。
すでにニーズがあるので、自ら情報を探したり検索エンジンを使って
グーグル広告を見たりしています。→【プル型広告】
また上記の行動の結果、メルマガ購読から情報収集をしている場合も
あるでしょう。
これら広告のリンク先が、LPまたは自社ホームページの
告知ページに遷移されています。
この場合、LPに訪問してくる「顕在客」の購買ニーズの特徴は、
以下のようになります。
・ご自身でも問題を認知し、解決が必要と思っている
・御社と御社サービスのことを知っている
・検索エンジンやSNSを使ってサービスを調べ、他社と比較している
上記によってコンテンツでは、以下の特徴を含むことで成果に繋がりやすくなります。
- サービス内容詳細よりも、サービスの効果が具体的に記載されているか
- 他社サービスと比較しての優位性はあるか(内容・費用など)
潜在客向けのLPコンテンツについて
「潜在客」とは、ニーズが潜在化している(ニーズに気づいていない、または
ニーズはあるが行動を起こしていない)など、問題解決のため
“行動を起こしていない”客層のことです。
ここでのお客様の特徴は、以下のようになります。
・御社と御社サービスのことは、まだ知らない
・御社と他社とのサービス比較も行なっていない
・問題をどのように解決するか知らない(かもしれない)
・サービスに対するニーズはないか、又は潜在的にある(かもしれない)
上記の理由により、この層をターゲットにする場合は相手の行動を待たずに
こちらから何かしらの方法でお知らせをしてニーズに気づかせてあげる必要が
あります。
そのニーズの喚起方法は、以下3つが主な手法です。
・メールDM/広告
・メディア広告
・SNS広告
*この3つの広告の特徴は、相手の意図しないタイミングで
広告を目にする、ことです。→【プッシュ型】
そのため広告の遷移先ページであるLPまたは自社ホームページの
コンテンツは、以下の特徴を示す必要があります
- 問題の啓発(より多くの方がそれに該当する事を示す)
- 多くの方が抱える問題とその課題解決方法を訴求
- あなたもそうならないように、サービス内容と強みを訴求
- 御社自身が信頼のできる会社であることをアピール
遷移先ページはそのコンテンツ内容と顧客属性(購買プロセスの段階)の相性が悪ければ
いくらデザインが綺麗だろうとコピーライティングが秀逸だろうと
反響率が上がりにくくなってしまうので注意が必要です。
それでは今回のLP(または自社ホームページの告知ページ)の
各顧客層の集客の比較を添付させていただきます。
内容についてのご質問などお気軽にお問合せくださいませ。
すぐに返答させていただきます。